事例別のケータイ補償
意外と多い紛失・盗難被害
スマートフォンやタブレット端末はリリース毎に高性能化しているため、販売価格も上昇しており5万円以上の端末も珍しくありません。
ちなみにiPhone7 Plus(128GB)の一括販売価格は、大手通信キャリア3社とも100,000円を超える高価格となっています。
そんな高性能なスマートフォンや盗難されることも多く、海外では所持する際は特に注意が必要です。
アメリカでは、2012年の調査で年間160万件以上の盗難被害が起きており、スマホを狙った強盗事件も多発しているほどです。
また、盗難に遭わずともスマホを落としたり、置忘れてしまい紛失したりするケースも多く見受けられます。
紛失した場合も盗難と同じく最悪の場合は悪用される恐れもあるため、盗難・紛失に気が付いたら素早く行動に移すようにしましょう。
紛失・盗難にあった場合の対処法
1.端末の位置情報を検索してみる
まず、iPhoneであればiCloudの「iPhoneを探す」を、AndroidであればGoogleの「Androidデバイスマネージャー」を事前にインストールしておくことで端末の位置情報を調べることが可能です。
ただし、位置が把握できたとしても心当たりのない場所にある場合は、自分で取返しに行こうとせず警察に依頼しましょう。
2.キャリアに紛失の旨を伝える
スマートフォンを紛失した場合は、契約しているキャリアにその旨を伝えることで回線の悪用を防止することが可能です。
通話やメールの機能停止や、画面操作やおサイフケータイ機能のロックなどの対処が行えます。
3.おサイフケータイの解約
遠隔ロックは電源がオフの場合は実行できないですが、おサイフケータイは電源がオフの状態でも利用でいます。
したがて、Edyやsuicaなどの電子決済機能をスマホで利用している人は公式サイトより解約手続きを行っておきましょう。
4.SNSやメールアカウントのパスワード変更
遠隔ロックができない場合は、悪用被害を最小限に留めるためにもFacebookなどのSNSサービスのパスワード変更を行います。
また、Gmailなどのメールサービスを利用している人は、こちらも一緒に変更しておきましょう。
5.警察に遺失届を提出
交番や警察署に遺失届を提出しておきます。
善意のある方がスマホを拾って交番に届けてくれた場合、手元に戻ってきます。
盗難・紛失の補償サポート状況
スマートフォンやタブレット端末を盗難・紛失した場合、AppleCare+では補償対象外となっていますが、キャリアによっては補償してもらえます。
docomoなら、「ケータイ補償サービス」「ケータイ補償サービス for iPhone & iPad」で盗難・紛失までカバーしています。
auは、AppleCare+の加入が必須条件となりますが、追加で「紛失補償オプション(i)」に加入することができます。
「紛失オプション(i)」は、iPhoneおよびiPadが紛失・盗難に遭った際に端末の再購入費用を一部負担してくれるサービスで、最高27,778円が支給されます。
Androidのスマホやタブレットの場合は、「安心ケータイサポートプラス(LTE)」の補償対象となっており、交換機を受け取ることが可能です。
いっぽう、softbankですが、「あんしん保証パック(i)プラス」「あんしん保証パック(プラス)」により紛失・盗難の場合は会員価格で同一機種・指定機種に変更可能となっていますが、会員価格といっても大きな割引は期待できないでしょう。
AppleCare+ | 対象外 |
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docomo | 交換機と機種変更(iPhone7:11,000円) |
au | iPhone:再購入補償金(最高27,778円) Andorid:1回目:5,000円、2回目8,000円 |
softbank | 同一・指定機種を会員価格で機種変更可能 |
スマートフォンなどのモバイル端末を扱う保険商品は盗難・紛失を対象としている商品が多いですが、さくら少額短期保険が提供するモバイル保険は盗難も補償してくれます。
登録端末の購入金額もくしは25,000円いずれか低い金額を支給してくれるので安心です。